この度、私たち心のサポートセンター「ここさぽ」は、世界のどこかで困難な状況に直面し、明日への希望を失いかけている方々に、少しでも温かさを届けたいと願い、支援活動を行っています。

私たちの日常では、温かい食事を口にし、家族と笑顔を交わし合う時間が当たり前のように流れています。しかし、そんな日常が、誰かにとっては遠い夢のように感じられることがあるのです。

私たちの支援先には、こんなエピソードがあります。ある国での活動中、寒さに震える小さな女の子と出会いました。彼女は、母親が分けてくれたほんの少しの食べ物を大切に両手で抱え、家族と分け合おうとしていました。その姿は、私たちが日々当たり前に享受している温かさとは、あまりにかけ離れたものでした。しかし、その小さな両手が握りしめる食べ物には、大切な人と生き抜こうとする強い意志と、わずかでも未来への希望が込められていたのです。

私たちはその時、支援というものが単に物資を届けるだけでなく、心の温かさを分け合う行為だということを痛感しました。困難な環境に置かれている人々が、「誰かが自分を気にかけてくれている」という思いを抱くだけで、どれだけ心が救われるのかを実感したのです。

私たちの活動を支えてくださる皆様からのご支援は、日々の苦しさを抱えながらも前を向こうとする人々にとって、小さな光となります。それは、一杯の温かいスープや、ほんの少しでも子どもたちが笑顔になれる瞬間を作る手助けとなるのです。支援を受け取ったある家族は、こんな言葉を私たちに贈ってくれました。「あなた方が遠くから来てくれたことが、私たちにとって何よりの贈り物です」と。

こうした一つ一つのエピソードが、私たちの活動の原動力です。皆様からの寄付やご協力が、彼らの未来を少しずつでも明るく照らし、心の中に希望を灯していくことを私たちは信じています。

支援の輪が広がることで、私たちの手から伝わる温もりが、海を越え、山を越えて、世界中の人々の心に届くでしょう。そして、そうした小さな思いが重なり合うことで、大きな変化を生み出すことができるのです。どうか、この思いに共感し、私たちと共に手を差し伸べていただけたらと思います。

皆様の温かなご支援が、一人の命を支え、未来を紡ぐ糸となるように。この願いを胸に、私たちと一緒に、新たな希望を育てていきましょう。心からのご協力をお願い申し上げます。ともに、愛と希望に満ちた未来を作り上げてまいりましょう。

ゆう